新潟の空は今日も灰色/東京の空は今日も青空

知識も技術も文章力もないので練習しています。新潟から東京へ移住しました。

新潟市内のIT勉強会をするのに良さそうな施設

新潟の公共系貸し会議室・ホール事情

IT勉強会をやろうと思ったときに、問題になるのが会場選びです。

新潟市内で勉強会をやろうとした場合、結局毎回いくつかの会場に収束していくことになるのですが、あんまりまとまった情報もなさそうなので簡単にまとめてみました。

基本的に公共の施設で使用料の安めなところをピックアップしていますが、それ以外の施設についても、随時下の方のリストに載せておこうと思います。

なお、下で紹介した5つの公共系の施設では、ほぼすべてで 営利目的での利用は禁止 になっています。利用する用途によっては注意をしてください。

1. 新潟市中央図書館ほんぽーと

新潟駅からもそんなに遠くないところにあるほんぽーと。きれいな施設で、駐車場(有料)も完備。入り口付近にはカフェもあります。

ここは市立図書館ですが、イベントで使えるホールと2つの研修室を借りることができます。

中央図書館のホール・研修室の利用について - 新潟市の図書館

難点としては、駅から遠くないとは言え住宅街の真ん中にあり、懇親会に使うような食べ物屋さんまである国は少し遠い点と、割と人気なため予約が埋まりやすいなどでしょうか。また、図書館という性質上、館内での飲食は制限されます。

初回利用時には団体登録が必要です。

2. 万代市民会館

こちらも新潟駅万代口からほど近いところにある新潟市の運営する施設です。上記のほんぽーとよりは賑やかな場所にあります。

各階で管轄する部署や組織が違うため、予約する先は都度確認する必要があります。たとえば、2階は東新潟コミュニティセンターの所管で、和室では追加料金を払うことによりアルコールを持ち込んで飲むことも可能ですし、4階・5階の若者支援センターは、土曜日などに行くと勉強する高校生などが結構いたりいます。

付属の駐車場を利用する場合は予約が必要で、利用は主催者に限られます。近くにはコインパーキングが数多くあるので他の参加者にはそちらを使ってもらいましょう。

建物や設備は古く、プロジェクタの調子はあまりよくないです。

使う階にもよるのかも知れませんが利用には団体登録が必要です。

3. クロスパルにいがた

新潟駅から萬代橋をわたって新潟島に入ってすぐのところに立つ、こちらも新潟市の施設です。

駐車場(有料・立地も料金も青天井)もありますし、設備も建物もきれいで利用料金も高くありません。

クロスパルにいがた 新潟市

こちらも万代市民会館と同じで、階によって、あるいは部屋によって所管する組織が異なるので、申込時は注意が必要です。

新潟駅から来ようとするとちょっと距離があります。歩いて萬代橋を渡るのはかなり面倒に感じます…。

やはり、初回に団体登録が必要です。

4. ときめいと新潟大学サテライトキャンパス)

新潟駅直結の新潟大学が運営する施設。学生や職員などは無料で借りられますが、それ以外の人にとってはちょっと高い感じがします。

立地の良さもさることながら、設備も新しく、部屋は広いため、使いでのある会場だと思います。

利用案内|新潟大学|駅南キャンパス「ときめいと」

駅から近いということで、電車・バス利用の場合の使い勝手は一番です。反面、使いやすい駐車場が近くには少ないというのは難点かもしれません。

それ以上のことは私自身が借りたことがないのでわからないのです…。

5. 新潟市市民活動支援センター

古町地区、西堀通りに面した新潟市の施設です。

団体登録は必要ですが、利用料は無料です。Wi-Fiもあります(ただし、Macとは接続の相性がとても悪く、全然つながりません)。

新潟市市民活動支援センター

ただし、「部屋が狭い」「設備が古い」「新潟駅からはとても遠い」と定期的な会議などで使う以外では、なかなか使いにくい会場かなと思います。

なお、西堀の地下駐車場を使うと、最大で4時間まで無料で駐車場を使うことが出来ます。無料券は部屋を借りている時間分しかもらえないので、置いたまま買い物とかには行けませんが。

まとめ

新潟市中央区を中心に会場候補をまとめてみました。冒頭にも書いたとおり、利用料金が手軽な会場を中心にピックアップしているため、潤沢に予算のあるような勉強会などでは、多少お値段が張っても民間の貸し会議室を使った方が良いこともあるかもしれません。そのあたりは、設備の必要性や収容人数に応じて使い分けしていけばいいと思います。

手弁当での勉強会で利用する程度ならば、今回紹介した施設はいずれも有用な会場となり得ると思っています。ぶつぶつ文句を言ったりしていますが、本当に感謝しているところです。

関東などですと、勉強会のために会社の会議室を貸してくださる場合もありますが、新潟ではそこまで例が多くない印象です。勉強会などで入ったことがある(貸してくださったことがある)のは、富士通新潟システムズさんとフラーさんくらいかな…?

また、場合によっては大学や専門学校なども貸してくださることもありますが、どちらにしてもその企業・学校の中の職員とのつながりがないと使わせていただけないなどの障壁を考えると、なかなか候補に入れにくいという実情があります。

弊社も場合によっては勉強会を開いたりしていますが、あまり広くはないですし、辛さを感じることが多々あります。

他の地域に目を向けてみると、長岡市にはまちなかキャンパス長岡(まちキャン)という市の施設があります。ここは、団体登録が必要ながら、無料で使うことができ、駅からも近く、しかも綺麗で新しいという、完璧な施設となっています。ただし、やはり人気は高いので予約の際は争奪戦が起こるとか…。

それを考えると新潟市の施設はそれぞれに一長一短な感があります。新潟市にも、駅前にまちキャンのような核となる施設ができてくれると市民としてはうれしいなあと思います。

それ以外の貸し会議室などについて

基本、手弁当の勉強会ばかりしかやっていないので、ビジネスや有料のセミナーで使うような立派な貸し会議室についてはあまり詳しくはないのですが、いくつか心当たりがあるのでリスト化しておきます。主に中央区内の施設に絞ってます。

NDS meetup #8 「JavaScript Day」を開催しました

御礼

長岡IT開発者勉強会、通称NDS。次回で45回目を迎えるこの勉強会の名前を借りて新潟市で行っているNDS meetup(NDS in Niigata)も14日の開催で8回目を迎えることが出来ました。

NDS in Niigata #8 - connpass

前回までは時間がない!を合い言葉言い訳にもくもく会などを開催したりしていたのですが、今回はJavaScriptというものを一つのテーマに定めました。

その結果、30名もの方に来場いただきました! OSCのような大きなカンファレンスでもない中で、新潟市でこれだけの方に集まっていただいたのは主催者として、とても嬉しい気持ちです。

本当にありがとうございました。

勉強会について

今回、JavaScriptをテーマとした背景として、ウォーターセル社内から「新潟にどれくらいのフロントエンドエンジニアがいるんだ?」という声があがったからというものがありました。

そのため社員が張り切って発表内容を作った部分もあって、当初は「内容的にちょっと偏りが激しかったのでは…?」というところは正直否定できませんでした。 ですが、最終的には多く方に発表いただいたおかげで、非常に幅の広い内容になったなあ、と感じています。

JSだけでこの発表、しかも新潟という地方都市でって考えるとすごいと思います。

これは本当に発表者の皆様のおかげだなと思っています。 いくら聞く側の人がいても、発表する人がいなかったら、残念な会にしかなりませんから。

今後の運営について

勉強会本編は良い感じで嬉しかった半面、懇親会やその前後のごたごたもあり、大変申し訳なく思っています。 また、今回を最後に、NDS meetup開催の主導的立場で引っ張ってくださった @dictav さんが東京に行かれてしまうということで、正直今後のNDS meetup運営に不安な面もあります。

ただ、もちろんですが、今後もこの勉強会はまだまだ続けていきたいと考えています。 自分自身の力不足は否応なく感じますが、皆様も気が向いたときには、ぜひお手伝いいただければうれしいです。

特に、懇親会の時も話していたのですが、Code for Niigataを引っ張ってくれている山田さんの組織運営方針などはすごく刺激になってます。 僕自身彼のようにもう少し組織だった運営が出来る様、頑張りたいと思います。

次回の予定や他のイベント

今回のNDS meetupを発端として、「Niigata.js」を定期的に実施したいという話になっています。次回は来年2月か4月の開催予定で動いているようです。

NDS meetupとしては、懇親会の際に、1月のNDS meetupではiOSAndroidをテーマにやろうという方向の話になりました。 日程などが決まり次第、また告知いたしますので、奮ってご参加ください! もちろん、発表はしなくてもご協力いただける方も募集中です!

また、来月12月には、本家NDS#45とNDB(Niigata Developers Bonenkai)が開催予定です。僕もいまから楽しみです!

そのほか、Code for Niigataでは、来月13日にYahoo!Japanの技術者の方を招いて、myThingsのハンズオンをやるという話が出ています。後ほどC4Nから告知が出ると思いますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

今後とも、新潟のIT系コミュニティ活性化のために、ご協力よろしくお願いします!

独り言

僕もなにか発表できる技術ネタ作らなきゃなぁ…

新潟のIT勉強会コミュニティ一覧を(暫定的に)まとめてみた

なにを作ったの?

新潟県内のIT勉強会コミュニティをMarkdownでまとめてみました。

ただし、まだまだ未完成です。今現在の動向がつかめていないコミュニティも多くあります。そもそもコミュニティじゃない団体も載せています。

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思っていること

きっかけとしては、北海道のコミュニティ「LOCAL」の勉強会情報がすごく整っていて、新潟にはこういうページないよな…作りたいな…という思いからでした。

今のところ、新潟のITコミュニティの横のつながりは人を主に介してだけで、情報がまとまっているページがあるとか、Googleカレンダーにイベント情報まとめてるとか、そういうものは無かったように思います。ちょっと前までFacebookグループでやられていた方がいたようですが、今は更新されていないようで。

本当は、Code for Niigataのサブプロジェクト的に整備していきたかった内容なのですが、しばらく見た目綺麗にしたりするだけの手間が掛けられそうにないため、まずはRAWな形で公開することにしました。最終的には、Code forに移管すると思います。

今後はもう少し整備をしていき、コミュニティのリストだけでなく、イベントとしての勉強会・セミナー・カンファレンス情報なども載せられればと思っています。 理想としては、出張や転勤、場合によっては旅行などで新潟に来たITエンジニアが、フラっと情報を探せて、そのまま勉強会参加出来るような情報ページ作りをしたいなと考えています。

最後に

載せて欲しくない、載せて欲しい、情報を更新して欲しいなどについては、この記事のコメント欄か私のTwitterアカウントに声を掛けてもらえれば対応します。

それでは、新潟でよい勉強会ライフを!

道路趣味

最近、道路が趣味です。すみません、最近じゃなくて昔からでした。

物心ついたときには、すでに車が好きで、幼稚園バスを待つ間、自分の家の前の道を通る車の名前を全部言い当ててから登園していた記憶があります。 大学に入る直前の3月28日に免許をとって、入学後すぐから車に乗り始めて、今の車で4台目。 あるとき気づいたのは、車そのものよりも運転が好きで、さらに運転しているときに道路について考えているのが好きと言うことでした。

実家のすぐそばには、116号というごく平凡な国道*1と402号というそれなりに起伏に富んだ国道(海岸なのにね)が走り、大学の頃は404号という、なにやらなにもなさそうな番号*2の国道のすぐそばで暮らしていました。

道路が好き、と言ってもミクロな視点よりマクロな視点のほうが好きです。道路の組成アスファルトがどうとか、舗装がどうとかについても詳しくなりたいけど、なんでこの険峻なところに道路作ったのか、なんでこんな形の道路になったのかなど、そういう方に対して興味があります。

そんな折り、去年、書店で見かけた一冊の本に胸を躍らせることになりました。

すごく良かった。僕が知らない国道の世界がそこには広がっていました。もちろん知っている内容もたくさんあったんですけど。

読んでみて思ったのは、新潟県というのは道路にはやはり恵まれているということでした。昔から角栄の影響とかとはよく言われていますしね。

なにせ新潟市だけでこれだけの国道の話題があるのです。

  • 新潟市中央区の本町交差点は日本で一番重なっている国道が多い

    国道7号、8号、17号、113号、116号、289号、350号、402号の8国道。ほかに県道も重なってる。あと、高知市にも同数8国道重なっている交差点があるらしい。

  • 新潟市を走る国道7号・8号新潟バイパスのピーク時交通量は日本一

    なお、終日を通しての日本一は神奈川の保土ヶ谷バイパス

  • 国道350号と言えば、海上国道

    しかも、佐渡を経由して上越まで行くんだからね、すごいよね。

新潟市の道路に限らず、やっぱりそういう話題があったり行きたくなるし、走りたくなるしで、今は次どこへ走りにいこうかとか、会社の帰りはあそこの道路寄ってみようか、とかそういうことがナチュラルに行えるというのは素晴らしいと思っています。

そんな中で今一番気になっている道路は国道352号。栃木県から柏崎市までを結ぶそれなりに長い道路で、特に福島・新潟の県境の奥只見湖付近、通称樹海ラインは酷道の一つとして有名です。 この道路は現在もまだ長岡市内に不通区間があり、開通に向けて工事が行われています。

新潟県:一般国道352号 萱峠バイパス

この区間は学生時代からすごく気になっているところで、竹之高地トンネルは、偶然ドライブしているときに見つけて、「これいったいどこに繋がるんだろう」と不思議に思ったものです。 それまでにも反対側の萱峠トンネル側の近くにも行ったことがあったので、まさかこことあそこが繋がる計画とは、当時はよもや思いませんでした。 この竹之高地というところは、山古志の蓬平温泉のさらに奥で、本当に山の奥なのですが、どんな風な道になるのか、今から楽しみで仕方がありません。

上のページを見る限り、栖吉とか蜂伏には間違いなくたどり着かないルートだと思うのですが、これはどうなるのかとか、そのあたりを予想したり、調べてみたりするのも道路の楽しみの一つなんだと思います。

ほかには、国道289号八十里越も楽しみですが、開通は2020年代ということで、もうちょっと先になりそう。

そんなわけで、道路が好きなんだーということをただ書きたかったエントリでした。なんか、道路ネタ増やしたいね。

*1:今じゃ二階級降格で市道ですよ

*2:Not found. ちなみに長岡市小国地区の相野原交差点で403号に接続します。Forbidden!

(僕にとっては)OpenSSH for Windows がすごく良かったというお話し

概要

Windowsをホストマシンとして使うことを前提に、Linux/UNIX系のOSの管理をやろうとしたときに、僕にとってはPuTTYTeraTermよりも、OpenSSH for Windowsをいれた方が良かったというお話し。

背景

今、家(デスクトップ)でも外(ノート)でも、個人ではWindowsマシンを使っています。なお、会社ではMBAです。

Windows環境で、たとえばVirtualBox + Vagrant、たとえばAmazon EC2のような環境にログインしようと思ったらPuTTYなり、TeraTermなり、Poderosaなり、ChromeSSHクライアント使うなりといった選択肢になるんだと思います。

決まったホスト(IP)にしかログインしないのであれば、GUIで設定してそれらでも全然良いんですけど、たとえばコマンドラインvagrant sshコマンドは直接はたたけないですし、EC2をぼこぼこ建てたりつぶしたりしたときにIPが変わるときにはなかなか面倒です。EC2はまだ良いとして、vagrantでいくつかインスタンス作ったときにvagrant ssh appとかができないのは結構きつい…。

一方で、CygwinとかSUAはちょっと大げさすぎるし…。

そこで、一瞬思いついたのは、バッチファイルやGolangで、OpenSSHのsshコマンドと同様のものをパースして、PuTTYなどに渡してやるという案だったんですが、ただただ不毛であることに気づきまして。

根本的な話として、デスクトップのOSをLinuxにするとか、Linux仮想マシンを動かすという案もありましたが、仮想マシンでは結局どれか使わないと入れないし*1、そこそこゲームとかもしたいので、Windowsホストの方がうれしいのです。

「新しくMacでも買えば良いじゃん」と言うのは、お金くれるなら考えます。そこまでもらえてないです。辛い。

一番早い方法として、Windows版のOpenSSHを入れればそれだけで解決して、ちゃんと生産性があがったので紹介します。

これです。

mls-software.com

Windows用のSSH調べると、古いバージョンを配布してるのはすぐ引っかかるんですが、新しいのはここくらいしかなさそうです。やったらあたらしいです。ecdsa鍵だけじゃなくて、ed25519鍵もいけちゃうよ☆*2

もちろん、コマンドラインからvagrant sshもいけちゃいます。

ただし

自己責任でお願いしますね。

Linuxとか、最近だと、yumとかaptとかどこから落としてくるか大体分かるからいいけど、Win32だとそういう機構もないので、その辺りが辛いです*3。良い感じの認証機関とかないんですか。ないんでしょうね。

補足

ごめんなさい、生産性があがったのはSSHのおかげだけでは無いです。コマンドプロンプトをやめて、ConEmuを入れて、git-bash使うようになりました。とりあえず、今の手元の環境はこれでいいかなって思っています。

*1:VBoxとか、VMware Workstation Playerのコンソール使うとかってどうなんですかね?

*2:ただし、僕がログインしに行く環境はCentOSばっかりなのでログイン先が対応してない

*3:ストアアプリがんばれ。