StationTV LinkというMac用のソフトウェアがあります。DTCP-IPに対応したプレイヤーソフトで、同じネットワーク内のnasneにたまった動画ファイルをMacで見ることが出来るようになるソフトです。
このソフトを使ううえでトラブった点があるので、一応書いておこうと思ったわけです。なお、それぞれのバージョンは以下の通りです。
- 筐体: MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)
- macOS Mojave: 10.14.4
- StationTV Link: 1.0.7
注意点
さて早速本題です。やってはいけないこと、それは、
VGA経由で外部ディスプレイを接続してはいけない
ということ。このソフトで映像を見るときに、Thunderblot2-VGA変換器かませての外部ディスプレイ接続をする構成をとってはいけません。
詳細
よくある質問一覧 | 株式会社ピクセラで書いてあるとおりで、本ソフトを使って外部出力をしたい場合には以下の条件を満たす必要があるわけです。
2-4. 映像を外部ディスプレイに出力することはできますか?
以下の対応機種とディスプレイ環境が満たされていれば、出力できます。
対応機種
- 2011年以降発売の MacBook Air / MacBook Pro / iMac / Mac mini
- 2013年以降発売の Mac Pro
ディスプレイ環境
- HDCP対応ディスプレイであること。
また、以下のポート経由で出力していること。 (デジタル放送コンテンツ保護規定のため)
- Mini DisplayPort
- Thunderbolt
- Thunderbolt 2
- HDMI
VGAは、対応するポート出力を満たしていないのでダメなのはわかっていました。ですので、Macの内蔵ディスプレイで見ようとしたのですが、この状態で映像を見ようとすると、動作がね、めっちゃ重くなるの!!その上、StationTV Linkが勝手にエラーメッセージ吐いて落ちるの!! その上一度落ちるとMac再起動しないとStationTV Linkが起動しなくなるの!!!
最初ネットワークがWi-Fiだからかと思ったんですよ。ネットワークが遅いせいで詰まっちゃうのかなって。でも、外部ディスプレイを外して見ると正常になるんですね。
ある日、Thunderbolt2-VGA変換プラグを挟む構成から、Thunderbolt2-DisplayPort接続に変えたのです(変更した理由も、このソフトで外部出力したかったからなのですが)。そしたら、超絶重くなってアプリが落ちる現象が収まってしまったのです。
そんなわけで、このソフトで動画を見るときは、Mac単体で見るか、あるいは、ちゃんとHDCP対応ディスプレイでHDCPを有効に出来る状態を維持して見なければいけないということがわかったわけです。めでたしめでたし。
検証していないこと
- DVI端子経由の場合は試していません(対応ディスプレイも変換器も持っていない)
Mac向け DTCP-IPプレーヤーアプリ StationTV Link [ダウンロード]
- 出版社/メーカー: ピクセラ
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/12/08
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (4件) を見る